高血圧招きやすい食事習慣「麺を茹でる時に塩ひとつまみ」
【1】ランチメニューは和定食を好む
たとえば和食。世界的にもバランスのよい健康食として認められているものの、塩分が多いことが課題でもある。
「和食は発酵食品や野菜、海藻を多用するため、健康食として優秀ですが、煮物などには、味つけの過程で意外と塩分が多めに使われていることがあるのです。つけ合わせの漬け物も同様です。塩分摂取量を考えると、煮汁を飲み干さないなどの配慮が必要です」
【2】夕飯はスーパーの総菜でもう一品足す
栄養バランスを考えて、スーパーやコンビニの総菜を食卓に足そうとすることにも落とし穴が。
「出来合いのお総菜は味つけが濃いめのものが多くあります。パッケージの『栄養成分表示』の中に『食塩相当量』という表示がありますから、そこをチェックして食べる量を調節しましょう。また、こうしたお総菜と一緒に野菜や海藻類を多めに食べるようにすると塩分(ナトリウム)が体から排出されやすくなります」
【3】タンパク質を取るために缶詰を活用する
「缶詰など、加工食品は保存のために塩分がやや多くなっています。
やはり事前に塩分量を確認しましょう。食べるときは、スーパーのお総菜同様、野菜や海藻類と一緒に食べたいところです」