高血圧招きやすい食事習慣「麺を茹でる時に塩ひとつまみ」
【4】乾麺をゆでるときには塩をひとつまみ
「うどんやパスタなどの乾麺には、もともと塩分が練り込んであるものです。これもパッケージの『食塩相当量』を確認してください」
ゆでるときに沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れるのが習慣の人もいるだろうが、麺にも塩分が含まれている場合、投入する塩の量は調節したい。麺の塩分量によって、だしやソースの味つけも調節しよう。
【5】朝食のパンは低脂肪バターでヘルシーに
パンにつけるバターだけでなく、パン自体にも意外と塩が使われている。たとえば、食パン6枚切り1枚あたり0.8グラム、ロールパン1個あたり0.4グラムという具合だ。そこにバターをつけると、さらに塩分が加わってしまう。
海外では1日あたり1グラムの減塩で1mmHg血圧が下がるという研究結果が出ている。減塩は確実に降圧につながるのだ。
ヘルシー志向と思って取り入れている習慣にも、血圧上昇を招く思わぬ落とし穴があるもの。含まれる塩分の量をチェックすることを心がけよう。