2021年7月28日 11:00
死亡率もっとも低いのは滋賀!「女性のがん」都道府県別の傾向
罹患率がもっとも低かった愛知県は、喫煙率は全国平均以下で、塩分摂取量もかなり低い。さらに県民の99%が、がん診療連携拠点病院まで30分以内にアクセスできるという。
一方、罹患率がもっとも高い北海道は、女性の喫煙率が全国一の高さで、さまざまながんの発症リスクを高めているようだ。
がんで亡くなりやすいワースト1の青森県。乳がん、すい臓がんで全国最下位となっている。
「がん検診の受診率は全国でも平均的か部位によってはそれ以上ですが、喫煙率が全国ワースト2位です。塩分の摂取量も多く、生活習慣の影響で罹患率も高くなっていると考えられます。医療の技術は全国的に差がないといわれていますから、医療機関へのアクセスの悪さ、さらに病院嫌いで症状がないと受診しない傾向にある県民性が発見を遅らせてしまうのでしょう」
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