“やぶ患者”チェックリスト「先生におまかせ」タイプの人は要注意!
だから糖尿病の人のがん率が高いのです」。
ところが「無頓着タイプ」の人は健診にも関心がないため、初期段階で病気を発見する機会を失ってしまうことにも。
「早めに気づいて対処すれば軽症で済むのに、病気に関心のないまま放置しておくから、残念なことに重病になってしまい、後悔することになるのです」
■〈C〉が多い人は自己判断タイプ
最後はCの「自己判断タイプ」。
「症状があることに気づいていてもほっておいたり、勝手に通院を中断したり、適正なお薬まで自己判断でやめてしまったり、自分の健康状態を過信して、『私は病気にならない』と信じきった結果、重病になってしまうタイプです」
若いころから健康が自慢だったり、病気になりにくかったことで過信する人たちだ。「車と同じで私たちの体も年齢に応じて点検や対応を変える必要があります。そこを無視し続けると、症状が出たときはすでに『重病になっていた』となりかねません」
一方で、医師の診断に納得せずに次々と病院を訪れるドクターショッピングに走る傾向も。
「なかには先生の話をよく聞かずに、自己判断で同じ検査や治療を繰り返し受ける場合も。じっくり医師の話に耳を傾ける姿勢を持っていただかないと、いつまでも症状が好転することはないでしょう」