2021年10月8日 06:00
コロナ禍でペンギン歩きになってない?「ライオン歩きのすすめ」
これまでコロナ禍で運動不足になりやすかったぶん、これからは3密を避けながらもしっかりと体を動かすように心がけたい。特に、簡単に誰でも実践できるウオーキングは、認知症予防の第一歩になる。
そのためにも、正しい歩き方について知っておこう。
うつむき加減で、視線が下がり、狭い歩幅で膝が上がらずペタペタ歩く「ペンギン歩き」になっている人は要注意。
【悪い歩き方】ペンギン歩き
・視線が下がっている
・姿勢が前傾している
・腕の振りが小さい
・太もも、膝が上がっていない
・足裏全体で着地
・とぼとぼ小股で歩いている
正しい歩き方として「ライオン歩き」を意識してほしい。背筋が伸びて、しっかり前を見て、広い歩幅でさっそうと歩くのだ。
【よい歩き方】ライオン歩き
・視線が水平
・腕の振りが大きい
・背筋が伸びている
・太もも、膝が上がっている
・かかとから着地
・足指の付け根でけり出している
・さっそうと大股で歩いている
「『ライオン歩き』では、背筋が伸びて胸が広がることで、呼吸が深くなります。また、視線が上がることで、自然と気持ちが上向きになるはずです」
■日常生活の工夫で足腰の筋肉や脳を刺激しよう
コロナ禍で遠方に住む高齢の家族に会えずに健康状態が心配な人は、電話で足腰の衰えがないかをたずねてみるのもいい。