2022年5月12日 11:00
中高年はCT必須! 早期発見できる人間ドッグのオプション検査
「がんのほかにも、心筋梗塞を予防するために冠動脈の狭窄を正確に知ることができる冠動脈CT、肩や腕のしびれ、腰の痛みや足のしびれの原因を見つけるためには頸椎、腰椎MRI検査が有効です」
一度に全部の検査を受けると費用がかかってしまうが、脳MRIは、5年に一度のペースで受診し続け、CT検査はできれば毎年受けておきたい。また、検診センターに直接申し込む方法もあるが、かかりつけ医の先生と相談して申し込んだほうが安心できる。
■「基本的検査」にプラスしたい、牧田先生おすすめオプション検査
【基本的検査】(血液検査、尿検査、身体計測など)
夫が会社員で健康保険組合に加入していれば、扶養家族は毎年特定健診が受けられる。自営業者は国民健康保険に加入しているので、毎年自治体の健康診断が受けられる。【脳MRI、MRA(VSRAD)】
費用の目安は約3万5,000円~(自由診療、以下同)
【胸部CT】
肺や気管支にある小さな異変を発見できる。費用の目安は約1万3,000円~。
【腹部CT】
腹部にある臓器、主に肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などを観察。費用の目安は約1万3,000円~。
【大腸CT】
内視鏡を使わず大腸の内部を隅々まで観察する。