ビューティ情報『英ケンブリッジ大が衝撃報告「コロナ後遺症で脳が20年老化しIQが10下がる」』

2022年6月9日 06:00

英ケンブリッジ大が衝撃報告「コロナ後遺症で脳が20年老化しIQが10下がる」

研究チームのひとりは、患者の認知機能の低下は、IQ(知能指数)で示すと10ポイント下がったのと同じだと、別の寄稿文で表現しています」(大西先生)

とりわけ46人の患者のテストで悪かったのが「言語的類推」の成績だったという。

「たとえば“靴ひもと靴の関係は、ボタンと何の関係に似ているか?”という問いに答えるような問題です。これはコロナ後遺症のひとつで、言いたい言葉が頭の中で見つからず口に出せない『換語困難』という症状です。また脳が情報を処理する速度も低下したことが明らかになりました。認知障害がゆるやかに回復した患者もいましたが、入院後10カ月たっても障害が残っていたケースもあったそう。研究チームは《完全に回復しない患者が残る可能性は非常に高い》としています」(大西先生)

ケンブリッジ大学の研究は、コロナの重症患者が対象だ。現在、ワクチンの普及や変異株への移行で、重症化リスクが低くなっているが、今年3月に英オックスフォード大学の研究チームによる報告によると、軽症者でも脳の萎縮や認知機能が低下することがあることが報告されている。後遺症になるリスクを軽減させるとされるワクチンの接種、そしてそもそもコロナに感染しないように感染予防は続けよう。

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