「コロナ禍でのおうち時間が増えたことで、1日のうちブラジャーを着けている時間が減った、家ではノーブラで過ごすようになったという人が増えています。その結果、『バストが垂れた』『形が崩れた』『ハリがなくなった』という声が後を絶ちません」
そう語るのは、All About「ボディメイク」ガイドで、下着コンシェルジュの山田奈央子さん。
実際に全国の20〜60代の女性500人を対象に行われたアンケートによると、リモートワークなどの在宅時間の増加によって、ワイヤー入りブラジャーの着用頻度が減少し、4人に1人が“脱ブラ”傾向に。そのうち半数が「バストが垂れた」などの悩みを抱えている(株式会社Belletia調べ)。
コロナ禍の“脱ブラ”によるバストの垂れ、いわゆる「コロナ垂れ胸」が急増しているというのだ。
美乳研究家のMACOさんは脱ブラについて、こう警鐘を鳴らす。
「家にいるときも、きちんとブラジャーを着用していないとバストは確実に崩れます。また、肩こりがあるなど、肩甲骨やバストまわりの筋肉がこり固まると血流やリンパの流れが悪くなり、バスト崩れの原因に。
とくに40代以降は脂肪が増えて筋肉量が減るため、ハリが落ち、垂れやすくなってしまうのです」