ビューティ情報『衝撃の新研究…おしりの洗浄1日2回以上で“おもらしリスク”急上昇!』

2022年11月28日 11:00

衝撃の新研究…おしりの洗浄1日2回以上で“おもらしリスク”急上昇!

トイレでの日常習慣に思わぬ落とし穴が…(写真:アフロ)

トイレでの日常習慣に思わぬ落とし穴が…(写真:アフロ)



《温水洗浄便座を1日2回以上使用する人は、便失禁が重症化する》

10月14日、第77回日本大腸肛門病学会学術集会で発表された研究報告に注目が集まっている。排便後のお尻洗浄は、今や私たちが日常的に行うルーティン。だが、過度な洗浄が“うんち漏れ”のリスクを高めるというのだ。

「今回のデータは、便失禁のある37〜92歳までの患者さんを対象に、4週間、温水洗浄便座の使用をやめていただき、症状の変化を評価しました。その結果、81人中31人が便失禁の症状がなくなり、それ以外の37人も重症度が半分ほどに低下。このほかにも使用方法などを細かく分析した結果、1日2回以上使用する人は便失禁が重症化するということがわかりました」

こう語るのは、学会で研究発表をした亀田総合病院消化器外科部長の角田明良医師。角田医師によると、加齢とともに肛門括約筋の機能が低下し、肛門の締まりは緩くなる。すると、洗浄の際に水が直腸に入りやすくなり、便失禁を起こす要因となってしまうのだという。


「年齢を問わず、肛門の締まりが弱くなっている人が、温水洗浄便座で水圧の強い水をたとえば1分以上、1日何回も使用していると、肛門の外側を洗っているつもりでも、水が直腸内に入って残ってしまうことがあります。

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