女性のがん部位別死亡数1位の大腸がん……「赤肉好き」は要注意!
とはいえ、大腸がんは進行速度が遅いのが特徴。1cmの大きさになるまで8年かかるといわれ、“比較的、性質のよいがん”とされています」
ただし、初期の大腸がんは自覚症状がないため、注意が必要。
「進行すると大腸の粘膜表面に潰瘍ができて出血し、貧血が続いたり、便に血液が付着したりします。また、がんで腸管が狭くなり、便が細くなったり、通りが悪くなることも。これらの症状が出ている場合は、専門の医療機関で検査を受けてください」
下血や血便が起こる痔と間違えて、大腸がんを見過ごしてしまうことも多いため、自己判断をせず検査を受けることが大切だ。
「女性の場合、発症リスクが上がる40歳以降は毎年1回の便潜血検査を受け、陽性の場合は、必ず大腸内視鏡検査など精密検査を。大腸がんの2分の1から4分の3は、便潜血検査で発見できるとされています。
また死亡率が高くなる50歳になったら、便潜血検査に加え、1度は精密検査を受けてください。
とくに大腸内視鏡検査は、ポリープを見つけることができ、その場で切除治療も可能。これにより死亡率が下がるというデータも報告されています」
■ 赤肉や加工肉の摂取で 発症リスクが上がる
大腸がんが“比較的、性質のよいがん”であるとはいえ、かからないに越したことはない。