2023年4月27日 06:00
1日2分「第3の咬筋」ほぐしで肩こり、腰痛の“累積疲労”を軽減!
この春、ようやく3年にも及んだマスク生活から解放されたとはいえ、「今さらマスクを外して素顔をさらすなんてことはできない」と嘆く女性たちは多い。
「長いマスク生活で口元が下がり、顔のむくみに悩む声をよく聞きます。私たちの整骨院にも、顔や体の不調を訴える人が来ますが、問題を抱えている人は100%あごがズレています。アンチエイジングのために、肌に保湿剤やリフト作用のある化粧品をぬったとしても、あごのゆがみを解消しない限り問題は解決しません。しかも、あごのズレに気がつかないでそのままにしておくと、全身の不調を招く“あご疲れドミノ”を起こします」
そう注意を促すのは『90秒 あご筋ほぐし』(世界文化社)の著者で、さつま骨格矯正鍼灸整骨院の薩摩宗治総院長。
薩摩総院長は、柔道整復の技術と歯学を融合させたセルフケア「さつま式(R)メソッド」で、顔と体のゆがみを同時に予防することを提唱している。
鏡を見たらエラが張って顔がむくんでいる、歯のかみ合わせがおかしい。また、肩こりや腰痛の症状もある。
これらはあごのゆがみを放置することで起こる“あご疲れドミノ”のシグナル。
「歯の食いしばりなどであごを支える咬筋、側頭筋、内側・外側翼突筋が硬くなると、下あごが下後方に引っ張られ、ズレる『あごがたるんだ老け顔』のような状態になります。