「乾いたタオルで汗を拭く」「制汗剤を多用」…夏のニオイの元「皮膚ガス」発生にご用心
【NG習慣2】髪を洗った後に自然乾燥させる
髪を洗った後に自然乾燥させると、かえって蒸れてくる。
「皮膚の常在菌にはカビもいるので、生乾きのままではカビのようなにおいがすることがあります」
髪はドライヤーでしっかりと乾かすようにしよう。
【NG習慣3】制汗剤をよく使う
におい対策で制汗剤をよく使うという人も多いだろう。
「制汗剤は使いすぎると、汗腺の機能を低下させてしまうことがあります。汗腺がしっかり機能していれば、血液に含まれるミネラルやアンモニアなどの成分をろ過して再吸収し、水に近い無臭のサラサラの汗がつくられます。しかし、汗腺の機能が衰えると、再吸収がうまくいかず、成分が多く残るベタベタの汗になり、キツいにおいのもとになります」
汗をかいたらシャワーでさっと洗い流すのがベストだが、仕事中などでそれができない場合は、肌着を取り替えることでも十分効果はあるという。【NG習慣4】薄着で過ごしたいので肌着を着ない
「暑さのあまり薄着で過ごしたいので肌着を着ない人も多いですが、かえって汗が肌についたままになってしまいます。逆に、吸水性や速乾性を兼ね備えた素材の肌着を着ることをおすすめしています。