ビューティ情報『60代の40%が悩む夜間頻尿 夜2回以上のトイレは死亡リスクは2倍に!』

60代の40%が悩む夜間頻尿 夜2回以上のトイレは死亡リスクは2倍に!

加齢とともに、血管が老化して血流が悪化。膀胱のしなやかさや弾力性が失われ、排尿筋が過活動状態になります。その結果、膀胱に十分に尿をためられなくなり、少ない尿でも『尿意切迫感』といってトイレに行きたくなる。夜中に何度も起きてしまう原因です」

夜間多尿は、文字どおり夜に作られる尿が多い状態だ。本来、夜は抗利尿ホルモンなどの働きであまり尿が作られず「夜中はトイレに行きたくならない」のが正常だそう。加齢とともにこうしたホルモンが減少していく。

「筋力や血管の収縮力の低下も、夜間多尿の原因です。血行が悪く下半身に水分がたまった状態で横になると、その水分が上半身に移動し腎臓に届いて、夜間に尿を作ってしまうのです。


いっぽう、糖尿病によって夜間多尿が起こる場合もあります。年のせいだと自己判断せず、専門医を受診してください」

睡眠障害は……?

「高齢になると日中の活動量が低下し、睡眠が浅くなりがちです。リウマチなどの痛みで深く眠れない人もいるでしょう。夜中、目が覚めたときに軽い尿意を感じてトイレに行く。これが習慣化してしまうことがあるのです。

逆に、尿意があるから就寝後に目が覚め、睡眠が浅くなることもあります。

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