ビューティ情報『中高年の約半数が歯茎の衰えから発症――根元から溶けて抜ける「50代落ち歯」の恐怖』

中高年の約半数が歯茎の衰えから発症――根元から溶けて抜ける「50代落ち歯」の恐怖

歯は、歯茎から上の部分は体のなかで最も硬い組織『エナメル質』で覆われています。エナメル質の下には『象牙質』があり、歯茎が下がると、この象牙質が露出してきます。象牙質は『酸』に弱く、溶けやすい性質があるので、虫歯が進みやすいのです。治療を受けないで放っておくと、ある日突然、歯がポロッと抜け落ちてしまうこともあります」

そう解説するのは、幸町歯科口腔外科医院の宮本日出(ひづる)院長。

歯茎は30代で下がり始め、40代では8割、60代になるとほぼ100%の人の歯茎が下がるといわれている。

「健康寿命を延ばすためには、しっかりとかめる歯を一本でも多く残して、高齢になっても栄養バランスが整った食事を取ることが大事です。加齢とともに歯茎が下がるのを食い止めることは難しいのですが、歯の根が虫歯にならないようにすることは可能です」(宮本院長・以下同)
■8020を目指して歯の根元の虫歯予防

「根面う蝕」を防いで、「80歳になっても自分の歯を20本以上保つ」ためには、早期発見と予防が大切と宮本院長は言う。

「歯茎が下がると歯と歯の間にすき間ができるので物が詰まりやすくなりますし、歯の根元に虫歯ができてしまうと、知覚過敏でしみてきます。

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