寒暖差で突然死!ヒートショック予防に「ごぼう・春菊・ねぎ」スープレシピ
とくに冬が旬のごぼうには、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種“クロロゲン酸”が豊富に含まれているので、これからの季節はオススメです」(小原さん、以下同)
ごぼうを水につけておくと茶色いアクが出るが、あの茶色成分が“クロロゲン酸”だ。
「クロロゲン酸は、体内で発生した活性酸素によって傷つけられた血管内部のダメージを修復し、血中の脂肪の酸化を防ぐ働きをしてくれます」
ごぼうと一緒に合わせる豚肉にも、こんな効果が。
「豚肉に含まれている良質なタンパク質には、流れやすい血液をつくる作用があるほか、強くしなやかな血管をつくる細胞のもとにもなっています。
また、豚肉の脂肪部分には“ステアリン酸”という脂肪酸が含まれており、善玉コレステロールを増やす一方で、血管内の余分なコレステロールを排出する働きも担ってくれる優れものです」
ダイエット中でも、多少の脂身は摂取するのがよいという。
■春菊と卵のお味噌汁
1. だし汁200mlを鍋で沸かして、大さじ1杯の味噌を溶く
2. ざく切りにした春菊50g(3本くらい)を1に入れ一煮立ちさせる
3. 2に溶き卵(1個分)を優しく入れる。卵が固まりすぎないようにする
「春菊には、βカロテンが豊富に含まれていて、体内に入ったときに強い抗酸化作用をもつビタミンAに変わります。