専門医に聞いた“花粉症を楽にする”小技6 「鼻づまり感じたら鼻歌」「薬指の先を揉む」
意識的に日光を浴び、ビタミンDが豊富に含まれた食材(サケ、サンマ、ちりめんじゃこ、きくらげ、干ししいたけなど)を積極的に取りましょう」
免疫細胞であるマクロファージを活性化させるため“免疫ビタミン”とも呼ばれているのが、LPS(リポポリサッカライド)。
「れんこん、メカブ、ひらたけなどに含まれています」
ケルセチンは、アレルギー症状の原因の一つであるヒスタミンの分泌を抑えてくれる。
「ケルセチンは野菜などに含まれるフラボノイドで、玉ねぎの黄色色素として知られています。玉ねぎ(特に外皮に多い)のほか、りんご、サニーレタス、ブロッコリー、モロヘイヤなどに多いといわれています」
バランスのいい食生活に、これらの食材を取り入れよう。■就寝時は布団よりもベッド
室内に持ち込まれた花粉は、日中は空気中を舞っているが、夕方から夜間にかけて室内の人の動きが減る時間帯に、徐々に部屋の床に落ちてくる。
「具体的な医学的検証はないのであくまで私見ですが、直接床に布団を敷くよりも、数十センチの高さがあるベッドのほうが、床に落ちた花粉を吸い込む量を減らすことができ、症状が軽減する方がおられます」