「フレンチ」はOK、「アニマル」はNG オフィスネイルの境界線
という意見を筆頭に、8割以上が許容していることが分かり、自分自身がネイルをしない女子も、同じ女性としてファッションの自由度を認める女心が伺えた。
同じ質問を管理職の男女100人にぶつけてみたところ、【オシャレ】【身だしなみがきちんとしている】などの理由で許容する派が51.0%、【ビジネスシーンにはふさわしくない】などの理由で否定する派が49.0%と、ほぼ半々の結果に。さらに男女別でその理由を探ると、女性上司は【良いと思う】(66.0%)と7割近くが肯定的だったのに対し、男性上司は【あまりいいと思わない】(56.0%)と否定的な意見を持っていることが分かった。
女性上司は【オシャレ】(46.0%)、【身だしなみがきちんとしている】(32.0%)ことから職場でのネイルを良しとし、容姿への気配りができていることの評価につなげてとらえている印象だが、男性上司は【オシャレ】(34.0%)は認めつつも、【ビジネスシーンでは好ましくない】(48.0%)ととらえていて、職場で華やかすぎるネイルは控えるべきとの見方が目立った。
◆OKネイルとNGネイル、その境界線は?
実際に、どんなデザインが合格ラインかを調べるために、色みや装飾デザインが異なる全10種類をネイルアートのサンプルを用いて調査を実施したところ、働く女子・管理職上司ともに6割以上の人が、ヌードカラーをベースに爪先をホワイトでハイライトしただけの【ホワイトフレンチネイル】をOKネイルとして挙げた。