花粉症ストレスは「満員電車」以上!?眼科医の薦める対策方法は「アレルギー用目薬」×「人口涙液」
「アレルギー用目薬と人工涙液の目薬を併用する」(12%)、「人工涙液の目薬を単体で使用する」(5%)は少数派となった。
「目のかゆみ」は花粉症で最もツラいと回答した人が多かった症状だが、十分な知識をもって対策ができている人は少ないようだ。
眼科医にきく「正しい目の花粉症対策」とはそこで今回は眼科医の杉本由佳先生に、正しい「目の花粉症対策」についてお話を伺った。
まず大切なのは、「目薬を適切に活用すること」だそう。花粉シーズンに有効な目薬は、大きく2つに分かれている。1つ目が症状を抑えるための「アレルギー用目薬」、もう1つが目に入った花粉を洗い流すための「人工涙液」だ。「アレルギー用目薬」と「人工涙液」では、それぞれ機能・役割が異なるので、上手に使い分けることが重要だという。
「人工涙液」は、自然の「涙」に近い成分になるように作られた点眼薬で、外出中や帰ってきたときなど、1日に数回、タイミングを見ながら点眼することが望ましいとのこと。
ただし、防腐剤が入っている場合は、さし過ぎると角膜のダメージにもつながるため、「防腐剤」の有無をチェックすることも重要だ。
眼科でも、花粉を洗い流す上では、「人工涙液」