さらにこのiPS細胞から表皮細胞を分化することにも成功しました。
このことから、自家移植のために細胞を採取してiPS細胞を作成する際には細胞提供者の年齢は影響を及ぼさないことが想定されます。
今後の展開今回の研究は36歳から67歳という年齢層のデータであることから、さらに細胞提供者の年齢や遺伝子レベルでの治験を蓄積することで、老化過程の再現やメカニズムの解明が進む可能性があります。
iPS細胞を基礎的実験に用いることにより、皮膚の生理機能解析や化粧品成分の評価系の確立、動物実験の代わりに用いることなどが期待されているとのことです。
今回の研究だけではまだ不足していますが、今後研究が進むことにより、細胞レベルのアンチエイジングの夢が現実になるかもしれません。
【参考】
・コーセープレスリリース
http://news.kose.co.jp/pdf/news/20141015.pdf
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