睡眠の大切さを訴える委員会健康維持のために大事な要素である睡眠の重要性を啓発するため、杏林大学医学部精神神経科主任教授の古賀良彦氏を中心に睡眠の専門家が集まって2011年に設立された「睡眠改善委員会」。
これまでも「快眠美人になる!かくれ不眠解消で毎日いきいき」の本を出版するなど、睡眠に関する正しい情報や知識を発信する活動を行ってきた。
あなたも当てはまる?「かくれ不眠」とは著書のタイトルにもある「かくれ不眠」とは専門的な治療までは必要ないが、睡眠の悩みがあり、良い睡眠への積極的な対処をしていない軽度、短期の不眠状態を一般の人に分かりやすいように同委員会で命名した呼称だ。
良い睡眠「快眠」の定義を発表この2011年に発表した「かくれ不眠」の定義に続き、2014年11月23日(日)に同委員会が新たに発表したのが「快眠」の定義。これは良い眠りとはどのようなことなのかを、理解しやすいよう12項目で指標化したもの。
睡眠改善の行動パターンには「かくれ不眠」を避けたいという予防意識が動機の場合と、「快眠したい」という思いが動機になる2つが考えられるそうだ。
今回の「快眠」定義は、快眠したい派の人々が自身の睡眠状態を客観視できるものさしとして、より良い睡眠を行うために役立てることができる。