ビューティ情報『脱毛症治療の再生医療技術・製品を3者が共同研究すると発表』

2016年7月17日 13:00

脱毛症治療の再生医療技術・製品を3者が共同研究すると発表

を用いて毛包原基を再生する技術を開発。

再生毛包原基を毛が無いマウスに移植すると、再生毛包へと成長して毛を再生できることを証明した。

再生毛包原基移植による器官再生は、周囲組織の立毛筋や神経とつながり、機能的な器官を再生することが可能。

色素性幹細胞を組み込めば毛髪の色や再生する毛包器官数も制御できる。2016年にはiPS細胞 から毛包器官・皮脂腺・皮膚組織を含む機能的な皮膚器官系の再生にも成功。

これまでの毛包再生技術をヒトの脱毛症治療へ広げるため、京セラ・理化学研究所・オーガンテクノロジーズが共同研究する運びとなり、2020年の実用化を目指す。

3者で役割を分担し開発を進める場所は神戸市の理研融合連携イノベーション推進棟が拠点。京セラは、自社が持つ微細加工技術や生産技術を応用し、細胞加工機器の技術開発などを担当。


理研とオーガンテクノロジーズは、毛包由来幹細胞の培養や増幅技術・ヒトへの臨床応用に向け細胞操作技術の開発や製造工程の確立、動物での前臨床試験などの技術開発を担当する。毛包再生医療は、患者自身の毛包から幹細胞を採取・加工し移植する自家移植が中心。

患者数が最も多い男性型脱毛症では、医療機関で毛包を少数採取し、受託製造会社が幹細胞を分離・培養して増やし、器官原基法で再生毛包原基を製造。

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