「1秒で名刺を取り出せる名刺入れ」を販売している 「株式会社sion works 代表 井島志乃氏」の取材記事を6月3日公開
また座って数秒でPC操作を始められるため、いつでもどこでもすぐに仕事に集中することができます。販売開始前から本製品は高く評価されており、ものづくりピッチコンテスト「Tokyo ものづくり Movement 2023」で四次元かばん®︎の採択が決定。事業化に係る開発支援金を獲得しました。
名刺入れや四次元かばん®︎、そのほかの商品開発を積み重ねて実績を上げてこられたのは、現在入居している、東京都江東区青海の「アジアスタートアップオフィスMONO」あればこそ、と井島氏は話します。
「何と言っても、入居者がすべての機械を無料で使える工作室の存在が大きいですね。四次元かばん®︎のLTスライダーの試作造形は3Dプリンターなどが不可欠ですし、MONO事務局の橋渡しでコンテストや展示会・商談会などのチャンスをたくさんいただいています。また、かばん、小物の素材である本革は、加工前、3平方メートル近くある非常に大きなサイズのため、一度にたくさんの加工をするにはかなりのスペースを要します。ですが、MONOのワークスペースはゆとりがあり、問題ありません。
さらに、異なるジャンルである木材や金属などに詳しい入居者さんもいらっしゃるので、気軽にアドバイスをいただけたり、素材をお互いに融通し合ったりすることも。