不眠にも効果があるの? アニマルセラピーが秘める可能性
ストレスは睡眠に大きな影響を与えます。頭の中でも仕事の状態から抜け出せず「あれをしなきゃ、これもしなきゃ」と考えていたり、孤独感や疎外感が抜けず「どうせ私なんか」と思ってしまったりします。つまりストレスからくる「独り言」がずっと頭の中に鳴り響いてしまい、睡眠を妨げるのです。
動物と触れ合うと、動物のかわいらしさや動物との対話に脳が集中するので、頭の中を占めていたストレス要因となる「独り言」をストップすることができます。
また、ストレス負荷がかかると深い睡眠であるノンレム睡眠に入れなくなります。ノンレム睡眠時にしか脳は休まることができません。脳を休めないとストレスは一層深刻化します。深刻な睡眠障害に陥り、時には抑うつ状態なども引き起こされるようになってしまうでしょう。
動物とのふれ合いは心身の緊張をほぐしてくれるので、健康的な睡眠に導いてくれます。
ストレスを感じて追い詰められていた方にとって、動物とすごす時間は人間関係の煩わしさを忘れられる癒やしの時間となるでしょう。動物との添い寝はよいの?癒やされるけれど途中で起こされるジレンマも
アニマルセラピーは睡眠にとても良い影響を与えることがわかりました。