「今日も眠れないかも……」不眠のストレスを軽減する方法は?
ですから、まずはあなたの頭のなかによぎる考えをコントロールしてみましょう。
たとえば、「毎晩10時には床について寝なければならない!」とか、「睡眠時間は、毎日8時間は確保しなければならない!」、「眠くなくても、布団のなかにいることは大切だ!」などという、こだわりを捨ててみましょう。
むしろ、「人間、どうせいつかは眠くなるのだから、眠くなるまで起きていよう」、「眠くないから、布団に入っておく必要はない」といった考え方をしてみるのはいかがでしょう。これは、いわゆる認知行動療法というもので、このような考え方は、思った以上にストレスを軽減してくれるといいます。
タイプ別に不眠恐怖に対処する!
また、不眠症の症状には、次のようなタイプがあります。タイプごとにこれまでとは違う考え方をするようにして、対処してみましょう。
○入眠困難布団に入っても、なかなか眠れない
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時間になったら布団に入るのではなく、眠くなってから布団に入る。(と考える)
○中途覚醒夜中に何度も目が覚め、そのあとなかなか眠れない
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目が覚めても、時計を見ない。
(何時かはどうでもいいと考える)
○早朝覚醒朝起きようと思う時間より早く目が覚め、そのあと眠れない
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無理して長く布団に入っていないようにする。