行ったアンケートは、起床時に寝起きの体感や睡眠の質を問うOSA睡眠調査票MA版、主観的な体感や感覚の度合いを10㎝の線分を使用して数値化するVAS。他に計算問題、片足立ち時間測定、ストループテスト(文字の意味する色や文字の色を問う4つの課題にできるだけ早く回答するテスト。
頭の働きや課題への集中力を評価する)などのパフォーマンステストを行いました。同様の試験を、もう片方の試験食品を使用して、別の週にも行ったそうです。
「オルニチン」で睡眠に有意な改善が見られた!
翌朝起床時のアンケートの結果、OSA睡眠調査票MA版の「入眠と睡眠維持」の項目で「オルニチン」摂取群で有意な改善が見られました。また、ストループテストの中でも最も複雑な課題である課題4で、「オルニチン」摂取群で有意な改善があったそうです。
この結果から、就寝前に「オルニチン」を摂取した場合、眠りの体感が良くなり、翌朝起床時に頭がより早く目覚める可能性が示されました。すでに疲労回復効果が認知されている「オルニチン」ですが、疲労回復効果によって睡眠の質を上げることで、朝の目覚めの良さにつながっている可能性が考えられると結論付けています。