ボディクロック研究会が発足~体内時計の改善による睡眠衛生を促進~
を発表しました。続いての質疑応答では研究会員・松本悠貴氏も加わり、体内時計のメカニズムや、体内時計を改善する重要性について訴えました。
同会では今後、「ヒト概日時計測定法」(明石 真氏)、「3DSSによる睡眠の評価」などボディクロックに関する医学的な調査・研究を進めるほか、ウェブサイト等による情報公開や市民講座等のイベントを通じて、ボディクロックに関する正しい知識や改善方法を広く社会に発信します。
また、5項目からなる「パフォーマンス向上のためのボディクロックルール(※)」を啓蒙の柱に掲げるほか、理想的な体内時計の周期である24時間にちなんで毎月24日を「ボディクロックの日」と制定し、働きかけをしていきます。「24日は、5項目の『ボディクロックルール』を再確認する日にしていただければ」と内村氏は締めくくりました。
※パフォーマンス向上のためのボディクロックルール
(1)“勉強や仕事開始の3時間前に起床する”ことでボディクロックを朝型に
(2)“起床時に朝日を浴びる”ことでボディクロックをリセット
(3)“朝食を毎日食べる”ことでボディクロックをスタート
(4)“10分程度の昼寝を午後3時までに取る”ことでボディクロックの微調整
(5)“平日・休日の起床時間を一定にする”ことでボディクロックのズレ防止