禁煙すると眠くなる? ~たばこと眠気の意外な関係~
■たばこが吸いたくなった時の対策法を考えておくヘビースモーカーの方の多くは、禁煙を開始して2~3日ほどすると「離脱症状」が表れはじめます。これは、いわゆる禁断症状のようなもので「たばこがどうしても吸いたい!」という欲求が強くなったり、落ち着きがなくなったり、体がだるくなって頭痛が起きるなどの症状が出現してしまうのです。
この「離脱症状」は10~14日ほど続くといわれていますが、この期間を乗り越えることができたら、禁煙の大きな壁を一つ突破したことになります。事前に「離脱症状」の対策法を練っておくといいでしょう。
例えば「朝起きてすぐにたばこを吸いたい」という場面では「すぐに顔を洗うようにする」や、「お酒を飲むときに吸いたくなる」という時には「冷えた水を置いておき、吸いたくなったら飲む」などの手軽にできる対策方法を実施してみましょう。
■「なぜ禁煙したいか?」という理由を挙げるたばこが吸いたくなったら、禁煙を決意した理由を思い返すようにしましょう。理由は何でも大丈夫。「自分の健康のことはもちろん、家族の健康を守るため」「たばこ代にかけていたお金を節約したい」などの理由を、思い返せるようにメモをして、財布の中に入れたり、部屋の目のつく場所に書き出しておいたりするといいでしょう。