看護師のように12時間や16時間などの長時間にわたる夜勤などがある職業の場合、仕事中の仮眠は特に重要だと言われています。しかし、この仮眠を何時間とるのがいいのかについてはいろいろな説があります。
中でも、一般的に多くの看護師が夜勤中にとるという「2時間」の睡眠時間について、深い意味があることをご紹介します。
看護師の夜勤中の仮眠その2時間には深い理由が!
一般的に、多くの看護師は夜勤中に2時間の仮眠時間が確保されていることが多いといわれています。『リンパを流すと健康になる』の著者、大橋俊夫さんによれば、この2時間には深い意味があるのだそうです。
看護師が取る休憩時間の2時間のうち、休憩に入ってから眠るまでの時間や、休憩から現場に戻るまでの準備の時間を30分程度とすれば、およそ1時間半は仮眠時間として確保できるものです。
この1時間半という時間は、睡眠のサイクルと照らし合わせると、実に理にかなっているのだといいます。
1時間半のサイクルがポイントに
その理由は、睡眠の深さに関係しているのだそうです。
まず、人は健康であれば、眠ってから徐々に眠りが深くなっていき、やがて50~60分ほどの間じゅう、ノンレム睡眠に入り、その後、浅い眠りのレム睡眠に変わります。