睡眠で回復しないときは要注意! 慢性疲労症候群の実態に迫る
原因がわからないというのは本当に人を不安にさせますよね。慢性疲労症候群もなかなか診断が難しい病気の1つと言われています。どのような症状があるのか、治療方法は? 今回は、慢性疲労症候群の実態に迫ります。
睡眠で疲労が回復しない
寝ても寝ても疲れがとれないときってありますよね。起きてまだだるさが残っているときの絶望感といったらもう……。なんで、しっかり睡眠とったのに回復しないんだよ! 私の体! と朝から叫びたくなります。
でも、叫んだところでどうなるものでもありません。むしろ、このようなときは注意が必要。
というのは、慢性疲労症候群という病気の可能性があるからです。
これは日本全国で約30万人の患者がいると言われている病気で、ずっと体の不調が続いて、最悪の場合、寝たきりにもなるというもの。不調が続くときは何かのサインかもしれませんね。
慢性疲労症候群とは?
ある人は、体の不調があったものの原因がわからずに、病院で処方してもらったいろいろな薬を服用していました。しかし一向によくならず、その状態のまま数年が経過してしまったそうです。症状はよくなるどころか、むしろ悪化する一方……。
転機が訪れたのは知人の紹介で睡眠の専門医を受診したことでした。