眠すぎる! 異常な眠気で受診する際の、問診に答えるための観察法
ナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合には、まず問診による診断が行われます。
ナルコレプシーの問診では、例えば、どんなときに睡眠発作が起きたかを尋ねるものや、どんな症状が起きるのか、持続時間、発作中の意識の有無などが聞かれます。
また、症状が起きるのは嬉しいときなのか、勝負に勝って「やった!」と得意になったときなのか、びっくりしたときなのか、爆笑したときなのか、また、突然まぶたが下がる、ろれつがまわらなくなるなどの症状はあるか、一瞬、数秒、1分以内、1分以上など、発作が起きた時間も押さえておきたいところです。
眠気判定でセルフチェックをしておこう!
睡眠時無呼吸症候群の場合、SASnetであらかじめセルフチェックを行うことができます。
例えば、座って読書をしているときや、テレビを観ているとき、公の場で座って何もしていないとき(観劇や会議など)、1時間続けて車に乗せてもらっているとき、人と話しているときなどの、シチュエーション別に眠気の度合いを、自分自身で見極めて、点数をつけるものです。正確な評価を出すためにも、事前にいつ眠気が出るのかを記録しておくのをおすすめします。