睡眠障害に効果的といわれる高照度光療法ってどんなもの?
睡眠障害の治療法にはいろいろなものが存在します。今回は、その1つである高照度光療法と、この治療法が効果的といわれる概日リズム睡眠障害について調べてみました。
高照度光療法とは?
概日リズム睡眠障害の治療法の1つとして、高照度光療法というものがあります。これは、ずれてしまった体内時計のリズムを光によって強制的に元に戻すというもの。
早朝または夜に約2時間、光を浴びます。現在は、高照度光療法用のライトが販売されていますが、光量や時間などは専門性を必要とし、自己判断で行うと悪化する恐れがあると言われているので一度、病院で診断を受けてから行ったほうがよいようです。
診断の後、病院からライトを借りて、医師の指示通りに自宅で療法を行うという場合もあるそうです。
概日リズム障害とはどんな睡眠障害?
そもそも、概日リズム障害とはどのような睡眠障害なのでしょうか。
簡単に言えば冒頭で書いた通り、体内時計が乱れてしまい自分では修正できなくなった状態ですが、具体的には主に次の4タイプがあるそうです。
1.睡眠相前進症候群
簡単に言えば、早寝早起きの状態。夜の遅い時間帯に活動があるときに支障をきたす場合がある。