これが、不眠の原因の一つとなるのです。
睡眠調節機能が正常に働かないとどうなるのか?
昼間は仕事や運動などの活動をして、夜になって眠るという一般的なサイクルを守っていれば、体内時計機構が連携し、機能しているといえます。これにより、脳や身体の疲れを取る良質な睡眠を確保することができます。
しかし、現代人においては、このサイクルを守れていない場合も少なくありません。夜勤の仕事で昼間眠って夜働いている、日中はお昼頃に目を覚まし夜通しあそぶなど、人間の睡眠調節から外れる生活をしている人が少なくないのです。
このような人は、夜間活動しているので睡眠恒常性維持機構から脳は疲労回復のため眠りたがっているが、体内時計機構からは昼間には眠気が訪れないメカニズムとなっているため安眠できないという、睡眠に対して問題を来すことになります。
こうした生活スタイルが続くと、2つの機構が連動できなくなっていき、どんどん眠りへの満足度が下がることとなるので注意が必要です。睡眠調節機能を整備するための方法
不眠などの睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切です。
それには具体的にどんな方法があるのでしょうか?
睡眠調節は、まず朝きちんと目覚めることから始まります。