睡眠の研究はどう進められてきたのか? その歴史を快眠への道に生かそう
これは、近年睡眠が多くの病気とつながっていることがわかってきたためです。具体的に言うと、睡眠不足は病気になるリスクを高めることがわかってきています。精神疾患だけでなく、癌や婦人科系の病気との関連性も議論されているのです。
また、さまざまな疾病が原因で、睡眠障害を引き起こすこともわかっています。
以上のような理由から、医学のプロたちが、睡眠と健康との関係性を追究しているのです。
睡眠の大切さを認める流れも主流になり、睡眠外来など睡眠の専門医も登場しています。現在睡眠障害といわれる、睡眠にまつわる疾病は下記の通り多数存在します。これらの診察で睡眠外来は混雑している状態だといいます。
【睡眠障害の種類】
・睡眠呼吸障害
・概日リズム睡眠障害
・むずむず脚症候群
・周期性四肢運動障害
・睡眠時随伴症(睡眠時遊行症、睡眠時驚愕症、レム睡眠行動障害など)
睡眠研究の知見をどう生活に生かしていくか
このように積み上げられてきた睡眠研究。私たちはどう生かしていくとよいのでしょうか?
健康になるために、睡眠をどう生活に位置づけていくかを考えていくとよいでしょう。どのくらいの睡眠時間を確保すると体調がよいのかは、人によって異なります。