あなたは大丈夫?「貧乏ゆすり」が睡眠障害のサインになることも
医師とは違って、病気の専門知識がない一般の人には、それがただの癖なのか、それとも何らかの症状なのか、見分けるのが難しいことがあります。そのひとつに「貧乏ゆすり」があります。ただの貧乏ゆすりだと思ったら実は睡眠障害だったなんてことが。
貧乏ゆすりは睡眠障害?
仕事の会議の場、結婚式などのお祝いの場、空港の待合室など大勢の人が集まる場所で、意識的に周りを見渡すと貧乏ゆすりをしている人はけっこういるものです。
他人だけではありません。気づくと無意識のうちに自分のひざや脚が動いていてたなんて経験、ありませんか? 実は、この貧乏ゆすりが日中だけでなく夜間も続く場合は、睡眠障害の症状である可能性があると言われているんです。
「貧乏ゆすりが睡眠障害? 関係ないでしょ」という声が聞こえてきそうですが、ある特定の睡眠障害で貧乏ゆすりと似た症状を持つものがあるのだそう。
その睡眠障害のとは「むずむず脚症候群」と呼ばれるもので、一般的に中年以上の人が発症しやすい病気と言われています。
このむずむず脚症候群、一体どのような病気なのでしょうか。
むずむず脚症候群とは?
むずむず脚症候群とは、名前の通り、脚がむずむずしたり、虫が這っているような違和感を覚えたりするもので、夕方以降のリラックスしているときに起こりやすいと言われています。