になるのです。
お酒が強い人、弱い人によって程度の差はありますが、最終的には、肝臓がアルコールを代謝し、アセトアルデヒドに分解します。
お酒が弱い人には、このアセトアルデヒドの影響で、嘔吐や下痢、悪心などが起こることがあると言われています。強い人でも飲みすぎれば、当然、同じことが起こる可能性があります。
睡眠中に死に至ることも!
ここで、本題の「過度の寝酒が命に係わる危険な状態を引き起こすこともある」という話に入ります。さすがに、寝酒でそこまで飲む人はいないかもしれませんが、アルコールを摂取しすぎると脳の働きが失われて、それこそ気を失うように眠ってしまうことがあるのです。
眠っていると書きましたが、このときの眠りは脳の働きがストップする危険な眠り、つまり昏睡状態なのです。これは体をゆすられても気づかないような状態です。
危ないのは、この昏睡状態になっていると、たとえば睡眠中に吐いてしまっても目が覚めず、吐しゃ物が喉に詰まり、最悪の場合、死に至ることもあるという点です。そして、飲酒死亡事故のほとんどはこれによって起きていると言われています。
友達の家で飲んだりして、泥酔してそのまま眠ってしまう人もいますよね。