睡眠不足の解消に、梅雨どきこそ意識したい太陽との付き合い方
それに対して太陽の光は雨の日で5,000ルクス、晴天だと100,000ルクス、曇天だと10,000ルクスほど。つまり、雨や曇りの日の光量でも、きちんと浴びさえすれば、体内時計を動かすことができるそうなんです。
雨の日はつい外に出るのが億劫になりがちですが、「ちょっとそこまでおつかいに」だけでも構いませんので、意識的に外に出るようにしたり、どうせ暗いからとカーテンを閉めたままにせず、朝起きたときにはきちんと開けて部屋に日差しが入るようにしてみたり。
どんよりしがちな梅雨どきだからこそ、日常生活に少しでも日差しを取り入れる工夫をしてみてください。睡眠の質改善につながるはずです。
不要な水分がたまる内湿とは何か?
最後に「内湿」という東洋医学の言葉をご紹介します。これは体内に湿気が溜まっている状態を指す言葉で、体のなかに不要な水分がある状態のこと。
この状態になると、やたらと疲れたり、だるかったり、眠くなったりといった不調を感じることがあるそうです。
それを防ぐ方法のひとつが、食生活に気をつけること。なかでも不要な水分を排出する効果があるというスイカやキュウリ、胃腸の動きを活発にしてくれる大豆やカボチャなどを食べるのがおすすめです。