「不眠の素因」とは? 不眠症のタイプを探って症状改善を目指す
まわりを見渡したとき、寝つきのいいタイプ、悪いタイプ、色々な人がいますよね。不眠で悩んだ場合は、すぐに睡眠薬を服用するのではなく、こういったタイプを調べることがとても重要なのだそうです。その理由とは何なのでしょうか?
不眠の原因は何?
眠れない日が続くと、「何が原因だろう?」と考えてしまいますよね。でも、ある医師によると不眠の原因は1つに絞れないことが多いそうです。専門知識のない私たちは、「眠れない=とりあえず睡眠薬を服用」と考えてしまいがちですが、薬を飲む前に、まずは不眠の原因について考えてみましょう。
というのは、睡眠薬を服用しても効果が得られないとされている『一時性睡眠関連疾患』が原因の場合もあるからです。
例えば、一時性睡眠関連疾患のひとつであるレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群:足に違和感を覚え、睡眠を妨げる)の場合は、睡眠薬を服用すると、さらに症状が悪化することもあると言われています。
治療法を探るためには、不眠症の発症様式をチェック
不眠を訴える患者に対しては、とにかく『問診』が重要なのだそうです。
不眠症の発症様式とその経過、生活習慣、服用している薬剤、嗜好品などをつぶさに確認して、患者の状態を系統的に把握する必要があると言われています。