口臭の悩み“唾液”に原因あり!? 「口」ストレッチが効く【カラダジム】
そこで私が推奨しているのが「口」ストレッチです。
感情を入れながらの「口」ストレッチが効く
――具体的に教えてください。
植田先生:唇をとがらせたり、頬をふくらませたり、すぼめたり。これらの簡単な口のストレッチで、唾液の分泌が促されますが、これに感情を組み入れることで一層の効果が期待できます。「口」ストレッチには、「微笑み口」「大笑い口」「怒り口」「大泣き口」などがあります。これらは、実際に嬉しい、悲しいといった場面を想像しながら、感情を入れてストレッチするのがコツです。
――感情が大事なのですね
植田先生:最近の研究では、表情をつくることが心身に影響を与えると言われています。
「笑顔」が脳に伝達され、実際に楽しい、嬉しいと本当に思えるようになるのです。
意図的に作った表情であっても喜怒哀楽の感情が生まれるとリラックス効果につながります。リラックスすると副交感神経が優位となり唾液も十分に分泌され、ごはんもおいしくなり、されに唾液が増加する。これにより口臭も防げるという好循環を生み出します。
ストレスが口臭を招く
――唾液が減ると口臭は発生しますか?
植田先生:リラックスして副交感神経が優位のときは、さらさらとした唾液が十分に分泌されます。