早食いのひとは老ける!? “噛んで唾液”でアンチエイジング!【宝田恭子先生のアンチエイジング カラダジム】
見た目をより若く、しかも美しくと考えるあなた、日々の食事の食べ方のちょっとした改善で、アンチエイジングが大きく変わるのです。“歯科医視点のアンチエイジング”で全国での講演、書籍出版、テレビ出演と活躍する宝田恭子先生にお話を伺いました。
アンチエイジングの大敵 “活性酸素”をふせぐには?
――老化の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
宝田先生:老化を促進させる原因の一つに、体内の活性酸素があります。たばこや化学物質、ストレス、紫外線などが原因で活性酸素は増加しますが、増えすぎると正常な細胞の機能にダメージを与えます。シミやシワもこの活性酸素の過剰が原因の1つと考えられています。
――活性酸素はどうしたら防ぐことができるのでしょうか
宝田先生:実は、唾液のなかに活性酸素を分解し無毒化させる酵素が含まれています。唾液は、食べ物を飲みやすくするなど、摂食に重要な役割を果たします。
唾液をたくさん出して、食材にしっかり絡めて、嚥下することが、過剰な活性酸素の抑制につながるのです。
“唾液”を出すには、しっかり“噛む”こと
――唾液を出すためには、どうしたら良いのでしょうか。
宝田先生:食事の際に食べ物をしっかりよく噛むことです。