睡眠不足が「肌バリア機能」を破壊してニキビに――対策は?
肌がとてもキレイな人たちは何か特別な化粧水を塗ったり、超高級エステに通ってケアをしているのでしょうか? 真相は直撃してみなければわかりませんが、肌がキレイな人には睡眠をしっかりとっているという共通点があるようです。
睡眠不足はニキビの大敵!
睡眠不足は肌にとって大敵で、肌荒れを起こすだけでなくニキビができる原因になります。私たちの肌は睡眠中にダメージを修復しているので、修復時間が短い=肌が荒れるのは当然の話といえるでしょう。
さらに厄介なのは睡眠不足によるストレスです。たかが睡眠不足ぐらいと侮ってはいけません。ストレスが過剰な状態になると、自律神経が乱れ、本来であれば副交感神経(鎮静の働き)が優位になる夜間に、交感神経(興奮の働き)が優位に働いてしまいます。
交感神経の働きが活発になると、眠りにくくなるだけでなく、男性ホルモンが過剰に生成されることに。この男性ホルモンがニキビと直結しているのです。
厄介な男性ホルモン
男性ホルモンは皮脂を過剰に分泌するホルモンです。これだけでもニキビができてしまいそうですが、さらに毛穴を詰まらせ、角栓ができやすい状態を招いてしまいます。
これではニキビができるのも納得ですよね。