白夜が不眠の原因に? 北欧を旅する人は事前にチェック!
1日中太陽が沈まない――私たち日本人にはなかなかイメージできない状態ですが、北欧などでは当たり前のようにこのような日があります。白夜でも人間は通常どおり、睡眠をとることができるのでしょうか? その謎に迫ります。
白夜が不眠の原因に?
スウェーデンなどの北欧では、6月ごろになると1日中太陽が沈まない「白夜」が続く時期があります。白夜という言葉はかなり有名ですが、その反対の言葉、「極夜(きょくや)」という言葉をご存知ですか?
極夜とは白夜とは正反対、1日中太陽が出てこない日のことを指すのだそうです。白夜と極夜は、緯度が高くなる地域ほど、その日数が多くなると言われていて、南極点ではなんと約半年間も白夜と極夜が続くのだそうです。
白夜の日に地平線を連続で定点撮影すると、太陽が消えないどころか、地平線の上を転がっていくような写真が撮れるそうです。
体内時計が乱れる
日本にいると無縁の白夜ですが、仮に白夜になったとしたら私たちの体にはどのような影響があるのでしょうか。ひとつは体内時計が乱れ、睡眠リズムが狂うことです。
私たちは朝、太陽の光を浴びることで体内時計をリセットし、活動状態に入ると言われています。