睡眠不足で腹痛に? 睡眠時間は子どもの健康に影響を与えていた
があります。スマホを深夜までいじっていて、睡眠不足になり、朝起きられないというケースが数多く報告されているそうです。
さらに、原因不明の腹痛や頭痛を訴える子が増えているとの報告も。これに対して、睡眠の専門家は、「睡眠不足によって生活リズムが乱れると、腹痛や頭痛を引き起こす可能性がある」との見解を示しています。
育ち盛りの子どもにとって、睡眠は脳と体の発達に欠かせないものです。スマホで遊ぶことは大人になってからででき、体の発育は子どものときしかできないもの。いわば「待ったなし」の状態です。
子どもを取り巻く深刻な現状を、打破する方法はあるのでしょうか?
親子でスマホのルールを決めよう
子どものスマホ依存を解消または予防する方法は、いくつか考えられます。
まずは、子ども専用のスマホを買い与えず、必要なときに親のスマホを貸すという方法。
自分専用のものがあると、いつまでも自由にスマホで遊んでしまいますが、「親から借りるもの」であれば、利用を保護者が管理することができます。既に子ども個人のものを買っている場合は、時間制限などのルールを親子間で決めることです。例えば、「スマホ利用は夜の9時まで/寝るときは寝室に持ち込まない/ルールを破ったら没収」