何日も寝てしまう睡眠障害「クライン・レビン症候群」とは?
・ベサニー・ローズ・グーディアさんの場合
2010年、18歳のベサニー・ローズ・グーディアさんは11月のある日、突然眠りから覚めることがなくなり、食事とトイレのとき以外は眠り続けるようになってしまいました。
そ起きている間の振る舞いや話し方はまるで幼児のようになり、歩き方もゾンビのようだったそう。
その後、クライン・レビン症候群にかかっていることが判明。彼女は2011年5月までの約半年間にわたって、1日に1~2時間しか起きていられない状態が続いたそうです。
・ベス・グッディアーさんの場合
同じくイギリスに住むベス・グッディアーさんは、16歳のときにクライン・レビン症候群を発症し、1日22時間寝る日が1~3週間続くという状態が約5週間ごとに現れるようになってしまいました。
食事をする回数が少ないこともあってか、起きているときに大量の食事をとるそうです。
彼女のニュースが報道された2014年時点で、そのサイクルがすでに4年間も続いていたといいます。
クライン・レビン症候群は原因不明の恐ろしい奇病
ベス・グッディア-さんの件は、まだ病気が完治したというニュースがありません。
実際、クライン・レビン症候群は現在、まだ発症する原因が特定できていないそうです。