・肌触りが良い
シルクのパジャマの最大のメリットは、なんといっても肌触りの良さにあります。
シルクは「セリシン」という人間の皮膚組織に近いたんぱく質で構成されているため、肌触りがなめらかで摩擦や刺激がほとんどなく、肌になじみやすいのです。
・夏は涼しく冬は温かい
シルクは綿に比べて吸水性が約1.5倍あり、放湿性にも優れているため夏に汗をかいても常に適度な潤いを保ってくれます。
また、繊維の隙間に熱を保持するため保温性にも優れているので、冬でも着ているだけで暖かく過ごすことができ、さらに高い保湿性で乾燥からも肌を守ってくれます。
・静電気を起こしにくい
天然繊維であるシルクは乾燥しやすい冬でも静電気を起こしにくいため、服の周りにホコリやチリを寄せ付けません。
・燃えにくい
一般的な合成繊維が約200℃になると燃えるのに対し、耐熱性に優れたシルクは300~460℃くらいまでにならないと燃えない上に、燃えても有毒ガスを発生しません。シルクのパジャマを着ていれば、万が一就寝中に火事が発生した場合でも火傷をしにくく、さらに口に当てることで毒ガス対策の簡易マスクとしても使えるのです。
シルクのパジャマにはデメリットも
このようにシルクのパジャマにはたくさんのメリットがあるのですが、欠点もいくつかあります。