睡眠障害は世界共通? 2016年の調査では中国人の5人に1人が……
技術の進化によって24時間いつでも生活を楽しめるという現代。メリットもたくさんありますが、健康という面から見ると、世界的にライフスタイルを見直す必要があるのかもしれませんね。
放っておくとさまざまなリスクが……
睡眠時無呼吸症候群は日中の強い眠気を生む原因になり、さらに心疾患や脳血管疾患などの合併症に繋がるリスクがあると言われています。
厄介なことに、この睡眠障害は自覚症状がほとんどなく、気づきにくいものですが、「最近、やたらと昼間に眠くなる」「いくら寝てもスッキリしない」という悩みがある場合は、早めに医師に相談するようにしましょう。
睡眠時無呼吸症候群になると、睡眠途中で息苦しくなり、深い睡眠を妨げられているので、たくさん寝ても熟睡感を得られないなどの症状があります。
正しい知識を身につけよう
睡眠障害を予防するためには正しい知識を身につける必要があります。「当たり前」と思われている睡眠の常識が、じつは非常識ということも実際にあります。
たとえば、「1日7~8時間寝るのがよい」とよく聞きますよね。
確かに、成人にはこのぐらいの睡眠時間が必要と言われていますが、適正睡眠時間には個人差があります。