不眠症になる人には腸内環境にトラブルが見られる!?
腸内環境に注目!
お腹の中とはズバリ、腸内環境のことを指しています。
現代を生きる私たち日本人は、昔と比べて腸内環境を崩しやすいと言われています。
その理由の1つは食事の欧米化で、肉食中心になる→野菜の量が減る→悪玉菌が増える、という状態になりがちです。
悪玉菌が増えると、セロトニンと呼ばれる腸内ホルモンの分泌量が減少します。
それがどうして睡眠に影響を与えるかと言うと、セロトニンは“睡眠ホルモン”と呼ばれるメラトニンの材料になるからです。
食事の欧米化で不眠症に?
人間は夜になると自然に“睡眠ホルモン”であるメラトニンが生成、分泌されることで眠くなり、睡眠へと導かれます。当たり前の話ですが、眠くなるからこそ、私たちは規則正しい生活を送ることができるのです。
ところが現在は、食事の欧米化などが原因で腸内環境が乱れがちになり、メラトニンの分泌量が減り、不眠、引いては不眠症になる人が増えていると考えられています。
不眠症は精神的なものだけに起因すると思っていた人にとっては、意外な原因ではないでしょうか。
野菜をたくさん食べよう
それでは、不眠症の一因になる腸内環境の悪化を防ぐためには、どうすればよいのでしょうか。