感情表現のブレーキを緩めて、素敵な笑顔になるには?
感情表現の強さは人それぞれ
感情表現の強さというのは、人によって違うものです。
例えば、日本人は感情表現豊かな国民性の国の方から見ると「何を考えているのかわからない」と言われることがあります。それは、日本ではそもそも自分の感情を表現するのを良しとされていなかった背景があるのではないか、と考えられています。
「武士は食わねど高楊枝」「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」「堪忍は一生の宝」などなど、我慢や忍耐を奨励することわざがたくさんあるように、我慢したり耐えることが美徳とされる文化が、今でも日本にはありますよね。
感情表現の違いには、育った環境の影響も
さらに、家庭での感情表現に対する受け入れられ方よっても、大人になってからの感情表現に違いが出てきます。
例えば、次のような場合。
■小さい頃、楽しいことがあってワイワイと騒いでいると…
「うるさい!静かにしなさい!」「おとなしくしなさい」と注意をされたり不快な顔をされる
■悲しいことがあって泣いていると…
「泣くんじゃない!」と怒られる
■うれしいことがあって喜んでいると…
「舞い上がるんじゃない!」