また、締め付けのきつい下着や衣服、ベルトなどは血流を妨げてしまうので、その部分がむくみやすくなる原因にもなります。
むくみの原因は重力や身につけている衣類だけではありません。なんらかの病気が原因となってむくみの症状がひきおこされている場合もあります。その場合は、原因となっている病気によって、対処法も変わってくるので、まずは、専門の医師に相談のうえ、原因を明らかにし適切な治療をおこなうことが非常に大切です。
むくみと腎臓の関係とは
むくみの症状が引き起こされる病気で一番多いといわれているのが腎臓の病気です。腎臓の病気によるむくみは、「腎性浮腫」といわれ、足だけでなく全身に起こります。また、このむくみは腎臓の病気にとって、かなり重症化したサインでもあり、病気がかなり進行していないと腎性浮腫はひきおこされないといわれています。腎性浮腫の原因とは
腎臓は、身体の中の水分量を調節したり、老廃物を尿として排出したりする機能を持っています。
しかし、病気によってその機能が破壊されてしまうと、余分な水分やナトリウムなどを排出できず、身体に留まってしまいます。この排出できなかった水分や老廃物がむくみを引き起こすことになります。