「夜に食べると太る」は嘘?1日3食でも1食でも体重は同じ!?
ダイエット中の女性はよく、「夜寝る前に食べると太るから、食べないようにしているの」といいます。ダイエットの常識のようになっているセリフですが、いったいなぜ、寝る前に食べてはいけないのでしょう?
よくいわれるのが、「寝ている間はカロリーを消費できず、脂肪になってしまうから」「満腹で寝ると、血糖値が高いままなので中性脂肪を蓄えやすいから」といった意見。でも実はこの説には、異論を唱える研究者もいて、意見がいまだ分かれたままなのです。
今回は、みなさんが聞き慣れない「夜食べても大丈夫」という理論をご紹介してみます。
■いつ食べても1カロリーは1カロリー
アメリカの雑誌「メンズヘルス」の栄養アドバイザーであり、「昼でも夜でも関係ない派」のアラン・アラゴン氏の説では、一日に摂るべきカロリーをその日の早い時間に摂ろうと、遅い時間まで食べずに過ごそうと、1カロリーは1カロリーで吸収の仕方は同じだそうです。
一日じゅう、人はエネルギーを消費しています。活動時のエネルギーは、ランニングをしたり、犬を散歩させたりして消費し、また安静時のエネルギーは、寝ているときの無意識な血行や呼吸などで消費しています。