1つでも当てはまる人はかなり危険!ロコモ7つのチェックリスト
暑い夏は、家でじっとして過ごしていたいものですね。そんななか、オリンピック観戦でテレビに釘づけになり、運動不足気味の方も多いのではないでしょうか?
しかし運動不足が招く深刻な障害、ロコモティブシンドローム・運動器症候群についてはあまり知られていないようです。
そこで今回は運動不足の方のために、ロコモティブシンドロームとはなんなのかをご紹介したいと思います。
■ロコモとは介護リスクが高まる状態
ロコモとは、そもそもロコモティブ(locomotive=機関車)を指す言葉で、広くは運動器を指しています。
ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome=運動器症候群)は、そんなロコモティブと、シンドローム(syndrome=症候群)という言葉をかけ合わせたもの。
加齢や運動不足からくる運動器の衰えや、機能低下により要介護リスクが高まる状態をいいます。
運動器とは、骨や筋肉、関節等、体を支える器官だけでなく、脊椎や抹消神経の伝達の役割を担う器官も含んだ総称です。
健康寿命の割合を高めることの重要性を訴えるべく、2007年に日本整形外科学会がロコモティブシンドローム・運動器症候群を提唱しました。